Saturday, January 8, 2011

日本のケータイがiPhoneとAndroidに勝るもの

iPhoneとAndroidを使ってみると日本のケータイの良さが見えてきます。

日本のケータイが圧倒的にまさるものは、メールだと思います。日本のメールのリアルタイム性と確実性は、ちょっと異常なくらいハイクオリティだと思いました。日本でケータイを使っていると、メールが届くのは当たり前だし、メールが数分遅れると腹が立ちますけど、そのクオリティのメールサービスは世界のどこを探しても存在しないと思います。

iPhoneとAndroidには、SMSやMMSを受信できる機能がありますけど、あくまで電話からの送信に限られている上に、インターネットのメールアドレスから送ることができません。それに比べて、日本のケータイは、インターネットから送ったメールが数秒で携帯のメールボックスにダウンロードされて、しかもNotificationまでやってくれる親切設計です。ケータイの初期のころにCDMAがIMAPメールを採用していて、ひんしゅくを買ってボロ負けしていましたけど、iPhoneとAndroidのメールはいまだにそのレベルに留まっています。

確かに日本のiPhoneは、@softbank.ne.jpドメインのメールをMMSで受けられますけど、それは日本に限った話で海外のキャリアで実現出来ていないように思われます。日本クオリティのメールは、SMSのシグナリングと頑強なメールサーバという組み合わせで成りたっているので、キャリアがサポートしないと同じようなサービスが作れないのだと思います。国内キャリアが、メーラーとセットで海外に売り込んだりしたら、売れると思います。

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